離婚問題の相談と解決法

なんとしても夫と離婚したい!離婚の打診が先?それとも別居が先?

確実に離婚をするには順番が大事だ

夫婦の不仲から離婚に至るまでは、様々なパターンがある。

 

何度も話し合いをして離婚に至るケース。
勢いで家を飛び出して、そのまま離婚に至るケース。
別居をしたものの、離婚に至っていないケース。

 

離婚は、あなたの希望だけでは成立しない。
例えあなたがどれほど離婚を望んでも、相手が合意しなければ離婚できない。
相手が離婚を拒否すると、離婚まで何年もかかることもある。

 

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そもそも、ほとんどの男性は簡単には合意しない。
世間体や今までの生活が一変することを恐れて、思い留まらせようとしてくる。

 

もし、離婚が認められる様な証拠があれば問題ない。
例え相手が離婚に合意しなくても、最終的に裁判で離婚できる。

 

だが、確実な証拠が揃えることが難しい。
時間と手間をかけても、証拠を集められるか分からない。
結局、ほとんど場合は話し合いをすることになる。(離婚協議)

 

スムーズに離婚できるなら幸いだ。
だが、たいていは揉める。
何年間も揉め続ける場合もある。

 

スムーズに離婚したいなら、順番は間違えないようにしよう。

 

離婚を切り出すとほとんどの男性は精神的に不安定になる

あなたが離婚したいと思っていても、ほとんどの場合、夫はあなたの気持ちに気づいていない。

 

あなたが、『夫は私の気持ちに気づいているはず』と思っても無駄だ。
男性は女性と違って、『空気を感じ取る』ということが苦手だ。
女性と違って、とても鈍感な生き物なのだ。

 

さらに、例えあなたが言葉や態度に出していても、きちんと理解しているか非常に怪しい。
たいていの男性は、妻の言うことは聞き流しているのが現実だ。

 

したがって、同居の状態であなたが真剣に離婚を切り出したら、夫は激しく動揺する。
離婚届など見せたらなおさらだ。

 

その時、夫は初めて事の重大さを認識する。
そして、混乱して、精神的に不安定な状態となる。

 

精神的に不安定になれば、人はどんな行動を起こすか分からない。

 

極限までに追い詰められると相手に当たる場合がある。
男性として本能的に暴力に訴えるのだろう。
そんなことをしても前向きな結果など得られないのに。

 

普段から気が荒い人などは、どういう行動に出るか目に見えている。
また、どんなに温厚な人でも手を出すことがある。
場合によっては、最悪の事態も起こり得る。
世間では、離婚の話をきっかけにした事件は後を絶たない。

 

離婚するには話し合いが必要だが、一方で自分の身は確実に守らなければならない。
そのためには、いきなり離婚を切り出す事はしてはいけない。

 

では、どうすべきか?

 

まずは別居して心の距離を作っていこう

同居中に離婚の話をするのは、控えるべきだ。

 

ほとんどの場合、男性は激しく混乱する。
そして、冷静さを失った相手は別人の様になる。
どんな行動を起こすか分からない。

 

だが、別居を挟むことでこの問題は一気に解決する。

 

突然別居した場合も、当然相手は動揺する。
何度も「帰って来い」と言ってくるだろう。
電話やラインやメールも、何通も来るだろう。

 

本気で離婚したいなら、まず距離を取ることが重要だ。

 

その上で、あなたはできる限り相手に冷たく対応すべきだ。
やり取りは必要最低限のみ。
どうでもいい事には無視。
できれば、やり取りは全て弁護士経由。

 

別居開始後の1ヶ月間は、相手からの連絡が続くだろう。

 

最初のころは、罵声や非難。
後半は、相手からの謝罪が多くなる。
だが、別居までして離婚を目指すあなたの心は揺るがない。

 

だが、2~3ヶ月経つ頃には状況が変わってくる。
相手からの連絡が徐々に減ってくるのだ。

 

時間が経てば、夫は妻のいない生活に慣れてくる

別居を開始して3ヶ月程経つと、相手からの連絡もほとんど無くなる。

 

この時、あなたは夫と離れた生活に慣れて来ている。
もし夫と離れて寂しく思うなら、離婚を考え直しても良いだろう。
一度は愛し合った男女だ。
再び一緒の関係になれるかもしれない。

 

だが、多くの女性は離婚への歩みは止めない。
それどころか、夫を意識することが無くなってきている。
もはや夫の存在は、過去の物となりつつある。

 

離れて暮らしていても、単身赴任の様に常に連絡を取っている関係であれば問題ない。
だが、3ヶ月程全く連絡を取らずに生活していると、心の距離が離れてしまう。

 

一方、夫はどうしているだろうか?
この時、夫もあなたのいない生活に慣れてきている。
復縁を諦めかけているという心境でもあるが。

 

夫は、もはや妻がいなくてもそれほど寂しいとは感じていない。
少なくとも、涙が出るような寂しさや心の不安定さはもう無い。
これは、時間が経過したことによる効果だ。

 

人間は神秘的な生き物だ。
辛いことがあっても自分を守るために、辛い状況に慣れるようにできているのだ。

 

この状況になると、具体的に離婚を切り出しても良いだろう。

 

3ヶ月程の別居期間を置いた後で離婚の打診をしよう

同居生活から別居生活に変わることは大きな変化だ。
これは、出て行った側にとっても、残った側にとってもだ。
だが、別居生活から離婚は、生活の上で大きな変化はない。

 

別居開始して3ヶ月程経てば、そろそろ離婚を切り出そう。
相手が、あなたとの復縁を諦めかけて、現在の状況に慣れたころだ。

 

あなたが離婚を切り出しても、夫は大きな抵抗は示さない。
別居状態が続いている時点で、薄々離婚を覚悟しているのだ。

 

十分な別居期間を設ければ、相手は離婚を受け入れる様になっている。
少なくとも、激情してあなたに危害を加えるような行動を取る可能性は相当低くなっている。

 

それでも相手が離婚に応じない場合

もし十分な別居期間があっても夫が離婚に応じない場合がある。
だが、ある方法で夫の離婚に合意する可能性を高めることができる。

 

それは、婚姻費用の請求だ。

 

婚姻費用とは、籍を入れている限り、収入の高い方(主に夫)が低い方(主に妻)に生活費を支払わなければならない制度だ。
籍が一緒である限り、毎月数万~十数万円を支払わなければならないのだ。

 

夫は、突然の請求にびっくりするだろう。
こんな制度を知っている人など、まずいない。

 

婚姻費用を請求された夫は、金銭的プレッシャーを受ける。
住宅ローンを支払っていたら、毎月赤字は必至だ。
かといって支払いを拒むこともできない。
拒めば、会社からの給料を差し押さえられてしまうのだ。

 

男性が婚姻費用の支払いから逃れる方法は一つ。
離婚に応じる事だ。
子供がいる場合は、離婚後も引き続き養育費を支払う必要がある。
だが、養育費は婚姻費用の5~6割程だ。

 

この時、多くの男性は葛藤状態となっている。

 

早く婚姻費用の請求から逃れたい。
妻のいない一人の生活に慣れてきている。

 

離婚に合意するか。
今の別居生活を続けながら復縁を試みるか。

 

<この時点での男性の葛藤>
離婚しない場合離婚に合意する場合
婚姻費用を払い続ける(高額)養育費を支払うことになる(安価)
子供に会わせてもらえない面会交流が始まる

 

この時点で、ほとんどの男性が離婚を選ぶ。
離婚の約9割は、この時点までに成立しているのだ。

 

まとめ

離婚をしたい場合、決して勢いで離婚を切り出してはいけない。
いきなり離婚を突きつけられた男性は、精神的に大きく動揺する。
そうなると、どんな行動に出るか分からない。

 

いきなり手を出すこともある。
たとえどんなに穏便な人であってもだ。
刑事事件などが起こってしまったら最悪だ。

 

また、感情的になって離婚の話し合いが泥沼化する場合もある。
それで何年も別居が続いている夫婦もたくさん存在する。

 

離婚したいなら、まずは別居しよう。
そして、3ヶ月ほど経ってから具体的に離婚を切り出そう。

 

3ヶ月もすれば、相手は一人の生活に慣れている。離婚も覚悟している。
婚姻費用の請求をしていれば、金銭的プレッシャーも受けている。
いきなり離婚を突きつけるよりも、はるかに応じてくれやすい。

 

離婚は感情が大きく働く出来事だ。
進め方次第で、スムーズな離婚成立も、何年もの泥沼状態にもなり得るのだ。
スムーズに離婚したいなら、別居→離婚の打診の順番で進めよう。

 

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