離婚問題の相談と解決法

暴力を振るう夫と離婚したい!安全かつ確実に離婚するには?

投稿日:2019年7月11日 更新日:

離婚原因としての家庭内暴力(DV)

家庭内暴力。
いつの時代も離婚原因の上位に挙がる。
まれに女性による暴力もあるが、ほとんどは男性によるものだ。

 

大人の男性が振るう暴力は、大きな痛みが伴う。
感情任せに行う暴力は、ともすれば大きな跡が残る。
事件になる可能性も十分ある。

 

この時、暴力を受ける側は悲惨だ。
歯向かったら、より強い力で制される。
ひたすら耐えるしかない。

 

暴力は最低の行為だ。
人間関係の点から見ると、一発でアウトだ。
一度でも暴力を振るった人間を、引き続き信頼できるだろうか。
とても共同生活を続ける気にはならない。

 

多くの人は、その場で離婚を考える。
もちろん、一度の暴力でも離婚は認められる。

 

暴力は、離婚を決意するには十分な出来事だ。
それが、例え一度であったとしても…。

 

暴力を振るわれたらまずは身の安全を確保しよう

相手が暴力を振るってきたとする。
当然身を守る行動を取るだろう。

 

できればその場から避難したい。
実家や友人宅でもよい。
もしくは、警察を呼ぶことも考えよう。

 

その時点で、離婚を決意する人もいるだろう。
今後、会うことなどできない。
同居などとても不可能だ。

 

そうなると、この瞬間から別居開始だ。
もちろん、その先の離婚も意識している。

 

別居となると、あなたは実家への避難を考える。
実際、別居する多くの女性は実家に帰るケースが多い。
実家に帰ることを両親に伝えると、快く受け入れてくれる。

 

だが、実家が職場から離れていたり、実家に戻れない事情がある人もいるだろう。
かといって、友人宅に身を寄せ続けるにも限界がある。

 

その様な人のために、DVシェルターという施設がある。
全国で100を超える民間団体がシェルターを運営している。
家に帰って再び暴力におびえる前に、そういった施設があることを念頭に入れておくべきだ。

 

親権を望むなら子供を連れて行こう

相手から逃れる際、気を付けておきたいことがある。
今後も子供と暮らしたいなら、なんとしてでも子供を連れていくことだ。

 

離婚をする際、親権は母親が勝ち取る場合が多い。
日本の裁判所は、親権は圧倒的に母親優位だ。

 

だが、母親が勝てないパターンがある。
それは、別居中の長い期間、実績として父親と共に生活していた場合だ。
『子供の環境を変える事は望ましくない』 

もし、別居期間中に連れ戻そうとしても手遅れだ。
すきを見て連れ出そうとすると誘拐になる。
保育園や幼稚園に勝手に引き取りに行っても、誘拐となる。
実の親でも、逮捕される。

 

子供との同居を望むのなら、最初の別居開始の時点で連れ出そう!
最初の別居時に、なんとしてでも連れて行こう。
一度離れ離れになると、取り戻すのは果てしなく難しい。

 

家に入る場合は、友人か両親と一緒に入るようにしよう

別居すると、当分家には戻らないことを覚悟しよう。

 

暴力を振るう相手は、本能的に手を出す神経回路がある。
再び会ったら必ず感情的になるだろう。
口論となったら、同じことを繰り返す。

 

精神的に追い詰められた人間は何をするか分からない。
離婚の話し合いで揉めて刑事事件となる例はたくさある。

 

どうしても家に帰る必要があるなら、相手が仕事中などにすべきだ。
その際も、家に入る際は友人・知人に付いてきてもらおう。

 

暴力をふるう相手には会わないようにすべきだ。
離婚問題が原因となる事件は非常に多い。
あなたの身が取り返しのつかない事になる前に、2人で会うような状況は避けよう。

 

実家やシェルターへの避難後は、暴力の証拠を確保しよう

実家やシェルターに避難すると、今後のことを考えるだろう。
もし、頭に離婚がチラついたら、真っ先に暴力の跡を記録を残そう。

 

ケガや傷の跡を写真で撮影。
状況を日誌などに克明に記録。
小さな傷でも病院で診断書発行。
友人の証言。

 

警察や役所などのに連絡するのも良い。
できればその場で電話しよう。
後日、診断書を持って相談しに行くのも良い。
できるだけ日を空けないほうが良い。

 

警察や役所に行くと、供述調書を取られる。
この、供述調書も後々裁判になった時に材料となる。
何事も無ければ相談などをしに行かないのだから。

 

離婚へ向けて

離婚は双方の合意があって初めて成立する。
だが、片方が協議や調停で離婚に合意しない場合、裁判で離婚を勝ち取るしかない。

 

離婚までの方針は2つに別れる。
確実な証拠を準備して、すぐに離婚協議・調停を始める即効型。
それとも、時間をかけて確実に離婚成立を目指すじっくり型。

 

本来なら、じっくり型が良い。
別居から始めて、徐々に心の距離を取る様にするのだ。
会っていない期間を作った上で離婚を切り出すと、相手は合意する可能性が高い。
一人暮らしに慣れるとともに、婚姻費用から逃れたいからだ。

 

ただ、暴力を受けた明確な証拠があれば、相手が合意しなくても裁判で離婚成立を目指せる。
事情があって早急に離婚したい場合などは、即効型を使うのも手だ。

 

どちらが良いかは、弁護士に相談しよう。
弁護士は、全力であなたをサポートしてくれる。

 

暴力に耐え続けている人へ…

人間とは複雑な生き物だ。
夫婦関係ともなると、周りから見て理解困難な状態にも成り得る。

 

世の中、日々暴力に耐え続けている人もいる。
人は追い詰められるとその状態に慣れてしまう。
それが普通になっているのだ。
末期型の家庭内暴力と言える。

 

暴力を振るわれるたびに、必死にその場を耐えている。
相手の怒りが収まるのを必死に待つ。
しばらくして暴力が収まると、通常の関係に戻る。
そして、また繰り返す。

 

もしこのサイトを見ているなら気づいてほしい。
あなたのその環境は、決して普通ではないのだと。

 

一度、弁護士か警察か役所の生活課に相談すべきだ。
あなたが思っているほど、世の中捨てたものではない。

 

離婚問題の相談と解決法トップへ

 

-離婚問題の相談と解決法

Copyright© ヤマトの離婚調停体験記!調停の会話内容・弁護士相談・財産分与を完全公開! , 2020 All Rights Reserved.