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話し下手な人必見!離婚調停で自分の考えを100%確実に伝える方法!

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離婚調停で、調停委員に上手く伝えられなかった…

初回の離婚調停後に、よくある話…。


初回の離婚調停の日、不安な気持ちと緊張を押し殺して裁判所までやってくる。

緊張はしているが、言いたいことはたくさんある。
感情を抑えながら、落ち着いて話そうと思っていた。
話下手なところもあるが、しっかり頑張ろう、と。

だが、やっぱりうまく話せなかった。

「緊張して、言いたいことが言えなかった」
「感情的になって、論理的に話せなかった」
「あぁ。もう一度、最初からやり直したい」

調停委員には、上手く伝わったようにはとうてい思えない。
その結果、消化不良で裁判所を後にした。

離婚調停ではよくある話だ。

離婚調停で上手く話せなかった場合、さらに悲観的な考えが浮かんでしまう。

「相手は上手く話すことができたのだろうか」
「調停委員は相手の主張ばかり聞き入れるのでは」
「調停委員は不公平な判断をするかもしれない」

悲観が悲観を呼び、考えが悪循環に陥ってしまう。
そうなると、せっかくの離婚調停に期待を持てなくなる。

上手く伝えられない理由を、調停委員のせいにしてしまう人もいる。
だが、調停委員は双方の意見を十分に理解しようと心がけている。

調停委員は、有識者の男女2名が担当している。
調停委員同士の理解が異なると、必要に応じて裁判官も交えて議論する。
できるだけ公平な判断をしようとしてくれている。

そもそも、調停委員になる人は世間的にかなり信頼の置ける人達だ。
元弁護士や元教師など、立派な職に就いていた人たちだ。
この人たちを不公平と感じるなら、この世の誰を連れて来ても無駄だ。

そう考えると、原因は何なのか。
多くの場合、あなたの伝え方が不十分なのだ。

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≪オススメ≫
ヤマトの離婚調停体験記

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そもそも離婚調停で100%理解してもらうことは難しい

そもそも、離婚調停で言いたいことを完璧に伝えられる人などまずいない。
離婚調停を迎える頃、あなたは精神的に落ち着かない日々を過ごしている。
相手とは協議をしてきたが結付かなかった。
その結果、調停までもつれこんでしまった。

調停を行うことは不安になる。
裁判所に行くことにも緊張する。
緊張と不安が同時襲ってくる。

調停委員はきちんと理解してくれるのか。
相手はどんな主張をしてくるのか。

調停には何回くらい行くことになるのか。
2,3回で終わるのか。
それとも、5回以上も通うことになるのか。

離婚についての話し合いだ。
とても冷静なんかではいられない。
いろんな事を考えてしまい、頭がフリーズする。

感情的になってしまうかもしれない。
ただの愚痴になってしまうかもしれない。
意味不明なことを言ってしまうかもしれない。

どんなに話し上手な人でも、うまく伝えられる人は一握りだ。
話し下手の人なら、結果がどうなるかは聞くまでも無い。

感情的な話や過去の愚痴を言ってしまうことはあるかもしれない。
だが、離婚調停は夫婦間の愚痴を話し続ける場所ではない。
この別居状態の関係を、今後どうするかについて話し合う場だ。
愚痴ばかり話していては時間の無駄だ。

では、上手く伝えるにはどうすればよいのか。
特に、元々話し下手な人にとっては、どうしようもないのか。

大丈夫だ!
とても効果的な方法がある!

それは、陳述書を書くことだ!

陳述書とは

陳述書とは、「考えをまとめた意見書」だ。

あなたが離婚調停に臨むに至って、どのような考え・意見・希望を持っているかを予め文章にまとめておくのだ。

陳述書を書くことの効果は抜群だ!

あなたはかなり優位な立場で調停をスタートさせられる。
なぜなら、離婚調停が始まる前に、既に調停委員はあなたの考えを理解している状態だから。

※図

では、どのような内容を書けばよいのか。

離婚調停では話すテーマは決まっている

あなたが、離婚調停で話すテーマはほぼ決まっている。
それも、調停委員が議論を整理・誘導しながら、そのテーマに沿って段階的に議論が積み上げられていく。

では、初回の離婚調停ではどのような内容が議論となるか。

<初回の離婚調停でのテーマ>
1今までの結婚生活について
2離婚に合意するかどうか
3婚姻費用について

正直、これらの内容に対する考えを、初回の離婚調停で完璧に伝えることなど不可能だ。

あなたの持ち時間はたった1時間。
しかも、緊張と不安を抱えたまま。
上手く伝えることができる人などいない。

そのためにも、陳述署を書こう。
あなたは、初回の離婚調停までにこれらの内容を陳述書にまとめるのだ。

書く内容は、初回の離婚調停で話す事になるテーマだ。

では、具体的にどのように書いていけばいいのか。

今までの結婚生活について

まず、あなたの結婚生活の状況を説明しよう。

いつ入籍して、いつ子供が生まれたのか。
あなたと相手は、どのように家事・育児を担ってきたか。

なぜ離婚調停するまでに至ってしまったか。
いつから不仲になってしまったのか。

あなたは、何を想っていたのか。
何を感じていたのか。

あなたの思うがままに書き出そう。

離婚に合意するかどうか

離婚に合意するかどうかは、離婚調停の最初の山場だ。
離婚調停の初期で、非常に重要なテーマだ。

もし、双方が離婚に合意するなら、すぐさま離婚条件の話し合いとなる。
資産などを分ける方法は決まっているので、(例え揉めても)淡々と進んでいく。

だが、もし一方が離婚に合意しなければ話は長引くだろう。
一方は絶対離婚したいが、他方は離婚したくない。
話は平行線をたどり、どんどん感情が入っていく。

あなたは、どうしたいのか。

離婚したいのかもしれない。
離婚したくないのかもしれない。

その理由をしっかりと伝えよう。。
そして、その大きなきっかけとなった出来事も伝えよう。。

全て、あなたの思うがままに書き出そう。

婚姻費用について

婚姻費用は、初回の離婚調停で必ず話し合うテーマだ。

※婚姻費用とは
婚姻関係にある夫婦は、別居に至った時点から、収入の多い方(主に男性)が、相手に生活費を支払わなければならない。
これは、双方の同意が無くても男性は支払わなければならないのだ。

婚姻費用の金額は、双方の年収と子供の年齢・数によって決まる。
裁判所HPで公開されている算定表から簡単に算出される。

繰り返すが、婚姻費用は初回の離婚調停で必ず議論の対象となる。
多くの女性にとっては、生活費の確保が重要だからだ。

陳述書を書き終えたら、裁判所に送付しておこう

離婚調停をすることになったあなたは、陳述書を書き始める。

初回の離婚調停までは、まだ数週間の時間がある。
過去の出来事を思い出す時間としては十分だ。
十分時間がある分、考えも整理できる。

時間をかけて考えると、自分にとって何がベストがを確認ができる。
時間をかけれる分、冷静に考えることができる。
それを、分かりやすい文章にまとめるだけだ。

これがもし調停の本番だったらどうだろうか。
緊張して上手く話せなかっただろう。

ページ数はどのくらいが良いだろうか?

だいたい、5~10ページくらいが理想だ。
読む側としても、記憶に残りやすい。

20ページなどの超長文は避けるべきだ。
長すぎると伝えたい点がぼやけてしまう。
重要なポイントだけをまとめるべきだ。

強調したい部分もあるだろう。
その箇所は、赤文字や太文字を使うのも効果的だ。
しっかりと印象に残そう。

最後は、弁護士にチェックしてもらった方がよい。
書かない方が良い事や、変えた方が良い表現があるはずだ。
専門家の立場で適切なアドバイスをもらうべきだ。

また、弁護士の手にかかれば、素晴らしい文章に仕上がる。
調停委員の心を捉える、法的にも説得力のある表現に書き換えてくれるのだ。

弁護士のチェックが終われば、陳述書は完成だ。

完成した陳述書は、当日持参するのではなく、事前に裁判所に送っておこう。
できれば、調停の1週間前までには送っておくべきだ。

陳述書を送った上で調停に臨めば、スタートは完璧だ。
調停が始まる前に、調停委員があなたのことを十分理解しているという状況なのだから。

あなたは、かなり優位な状況でのスタートできるのだ。

まとめ

1回の離婚調停でのあなたお持ち時間は1時間だ。
それだけでは、どれだけ頑張って伝えようとしても限界がある。
どんなに話し上手な人でも、全て完璧に伝えるのは難しい。

それならば、事前に陳述書を提出しておいた方が遥かに効果的だ。

離婚調停において、『調停委員は分かってくれない』という話をたまに耳にする。
だがそれは、伝え方が不十分なのだ。

陳述書を書いておけば、調停委員は十分に理解してくれる。
陳述書を出しておくことで、順調なスタートを切ることができるのだ。

上手くいくためには、
本番で苦労するか、
事前の準備で苦労するか、だ。

離婚調停は、裁判所に行く前からもう始まっているのだ。

 

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