離婚調停体験記

離婚調停体験記 第10話|妻側弁護士3人と離婚協議を行う

投稿日:2019年5月30日 更新日:

妻が出ていって21日目(金曜日)

金曜日の仕事後。
妻側弁護士との話し合いの日です。

 

最初の協議は、ヤマト一人で行くことにしました。
当初、私も弁護士同伴を考えました。
しかし最初は自分一人で向き合おうと考えました。
最初から誰かに頼りたくはなかったのです。

 

もし状況が不利になると協議を打ち切り、
後日、弁護士を連れて来ようと考えていました。

 

とは言うものの、妻側弁護士の事務所ではとても話をする気にはなれません。
そのため、協議の場所は私から提案することにしました。
よっぽど変な場所でない限り、相手が断ることはないでしょう。

 

妻側弁護士にとってできるだけアウェーである場所が良い。

 

悩んだあげく、新宿歌舞伎町の喫茶店にしました。
歌舞伎町と言えば、都内有数の繁華街です。
ヤマトは、歌舞伎町のど真ん中にある喫茶店を指定したのです。

 

私は、離婚協議をするというだけで戸惑ってしまいます。
しかし、妻側弁護士もまさかこんな場所の離婚協議をするなんて戸惑うのではないでしょうか。

 

法律の素人のヤマトが、精一杯考えた結果でした。

 

仕事を早めに終わらせて会社を出ました。
喫茶店が近づくに連れて、緊張で体が震えてきました。

 

喫茶店にはヤマトが先に着きました。
注文したコーヒーが運ばれて来ると同時に、
スーツ姿の3人組が店に入ってきました。

私は、立ち上がってその3人組を見ました。
3人組もこっちを見ました。

 

ついに、妻側弁護士と御対面です。

 

ヤマトよ、落ち着くんだ。
今日の協議の目的は、双方の意向の確認だ。
細かい議論になるようなら返事は保留しよう。

 

決して熱くならないように。
余計なことは言わないように。
冷静に、冷静に。

 

相手弁護士3人の概要です。

  • T弁護士
    60歳台半ば。言葉にとても勢いのあるおじいさん。威嚇は容赦ない。
  • M弁護士
    40歳前後。今回のメイン担当。落ち着いた話し方。
  • S弁護士
    30歳前後。カバン持ち&メモ係。

 

第1回離婚協議の会話内容を公開

ヤマト
「送付いただいた通知書は拝見しました。
現時点の妻の意向を聞きたいのですが」

妻側弁護士T
「離婚したいという気持ちに変わりありません。
誇張して言っているのではありません。

言い争いの日のことを考えると、彼女はもう戻れないと言っています。
あなたも離婚に同意するのであれば、離婚前提で話を進めたいと思っている。
あなたとしてはどうしてもヨリを戻したいという気持ちなのか?」

ヤマト
「私は、あの喧嘩で離婚など納得できない。
ヨリを戻したいという気持ちは揺るぎない。

あなた方は、妻と会ったり電話をしたりはしているのか?
喧嘩から20日経って妻の離婚に対するトーンに変化はあるか?」

妻側弁護士T
「一番直近は、2日前に電話をした。
時間が経ってもほとんど変化はなく、離婚の意思は固い」

ヤマト
「なるほど…」

妻側弁護士M
「我々は弁護士として意向の確認は毎回慎重に行っている。
その上で申し上げるが、少なくとも、離婚をするかどうかで迷っていることは一切無い。
直近においても、離婚の意思は固いのは入念に確認している」

ヤマトの心の中
(離婚の決意は固い・・・か。
私の手紙やメッセージは効果無かったのか。
あぁ…、どうしたらいいんだ。

いや、もしかしたらまだ興奮しているだけかもしれない。
そうであって欲しい…。
本気で離婚を考えているのであれば、条件なども考えているのか?)

ヤマト
「離婚するにしても養育費など話し合うことは多々あると思うが、妻はそれぞれについてはどう言っているのか?」

妻側弁護士T
「奥さんは、ヤマトさんの離婚反対の意思は固いだろうと思っているので、まだ条件については考えていない。
正直、調停の手続きも進めている。
我々としては、調停の場の方が円滑に話を進められるのではないかと考えている」

ヤマト
「もし妻が調停を申し立てるのであれば、私は調停で自分の主張をするだけです。
妻は、調停で話し合いをすることを望んでいるのですか?」

妻側弁護士T
「奥さんは、調停での話し合いを強く望んでいます。
養育費や財産分与についてきちんと話をしたいと思っているので、第三者に間に入ってもらいたいと思ってらっしゃいます」

妻側弁護士M
「我々は立場上、ヤマトさんの意向を聞く訳にはいかないので、ヤマトさんも弁護士を付けるなりされても良いと思う。まぁ、調停は弁護士がいなくても進められるが。

調停は話し合いの場なので、離婚に合意するのかしないのか、離婚するとしたらどういう条件にするか、それを協議する場として調停を利用したいと思っている次第です」

ヤマト
「わかりました。
最後に妻に伝えて欲しいことがあります。娘の写真か動画が見たいと伝えてください」

妻側弁護士T
「わかりました。奥様に伝えておきます。
今後とも、いろんな点でお話することになると思うが、よろしくお願いいたします」

 

時間にして約20分。
この日は、落ち着いた話し合いでした。

 

しかしこの時点では、

離婚の話し合いが1年以上続くことになるとは、

思ってもいませんでした・・・。

 

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