離婚調停体験記

離婚調停体験記 第14話|K弁護士への相談(2回目の離婚調停に向けて)

投稿日:2019年6月3日 更新日:

妻が出ていって3ヶ月

1回目の離婚調停は、私と妻の意向を確認するだけで終わりました。
次回からは、婚姻費用を決める本格的な議論が始まります。

 

初回の調停を終えて私の気持ちは、
必ず復縁したいという気持ちから、
復縁が無理なら有利な条件で離婚するへと変化してきていました。

 

2回目の調停に向けて、K弁護士に相談に行きました。
事前に『前回の調停の概要』と『質問事項』をまとめておきました。

 

K弁護士との相談内容を公開

Q1
妻が調停不成立(不調)を望んだ場合、2回目で不調になることはあるか?

A1
不調にするかどうかは裁判官の判断ですが、2回目での不調はまず無いでしょう。
それに、次回の調停で収入の分かる資料を出すなら、婚姻費用が決まるのは3~4回目の調停となるでしょう。
それまでは裁判所に来て「婚姻費用の調停」をこなすことになるのですから、「離婚の調停」を不調にすることはないはずです。

婚姻費用が決まってから、それでもまだ離婚について決着していないならば、その時に不調にすると思いますよ。

Q2
前回の調停で、妻側は『裁判がしたい』と言っていたようです。
私は、できれば裁判はしたくない。
これは、『裁判したくなければ離婚に合意しろ』という私への脅しと考えて良いか?
また、裁判にさせないようにする有効な(定番の)手段はないか?

A2
裁判をしたい人なんていません。
普通はできるだけ調停までで決着を試みようとします。

ヤマトさんが離婚に合意しない場合、奥様は裁判をせざるを得ませんが、証拠が揃っていて必ず裁判で勝てるという場合でないと裁判には進めようとしません。
しかし、ヤマトさんの話を聞く限り、奥様は決定的な証拠は持っていなさそうです。

したがって、現段階での奥様の「裁判したい」という発言はただの脅しである可能性が高いです。
ヤマトさんの思っている通り、「裁判がイヤなら、早く離婚に合意しろ」とプレッシャーをかけてきているのです。

ここで重要なのは、ヤマトさんが裁判をイヤがっていることを悟られないことです。
「裁判になっても仕方ない」というスタンスで対応することをオススメします。

Q3
妻が子供の写真などを私に見せません。
今後、調停や裁判に影響が出てくる可能性はあるか?

A3
面会交流や親権争い時に、妻側に多少不利に働く可能性があります。
ただ、もしヤマトさんが親権を欲しいと言っても、日本の裁判では父親はまず勝てません。
現時点で娘さんが奥様と同居しているとなると、親権はほぼ絶望的です。

Q3
妻が撮った写真が、夫婦共有で使っているパソコンに保存されています。
それらを私の主張・証拠などに用いることはできるか?

A3
証拠にできる可能性は高いでしょう。
今は、相手が撮った写真などを合法でない手段で入手しても証拠になり得る時代です。
最近では、芸能人の個人的なラインのやり取りが世間に流出しましたが、それも証拠資料になり得ます。

Q4
妻にマンションに無断で立ち入ってほしくないので、ドアの鍵を変えても良いか?
もし妻が無断で立ち入った場合は不法侵入に問えるか?
また、何かを盗っていったら窃盗罪になるか?

A4
夫婦間や家族間では、窃盗や不法侵入などの犯罪は成立しません。
ただし、別居して数年~10年など経っていたら罪になる可能性はあります。

家の鍵は変えて良いと思います。
そのことを指摘されても、「鍵を無くしてしまったので、防犯上の観点から新しいカギに交換した」とでも言っておきましょう。

※賃貸不動産オーナー用の内容※
Q5
婚姻費用算出において、私の収入をできるだけ低く見せたい。
不動産収入は、減価償却費を含めると約▲300万円とマイナスである。
これを、給与収入(1,000万円)と合算して、低い数字を主張するのは可能か?

※減価償却費・・・
建物の価値の減少分を費用とすること。
費用計上している期間は、税務上多額の費用が発生していることになり節税効果がある。

A5
不動産のマイナスの所得を給与所得と相殺することは、特に違和感の無い主張です。
ただ、妻側は減価償却費を差し引かないようにすべき、などと主張する可能性があります。

確定申告書を見せる場合、最初は収入が分かる部分だけを見せて、見せたくないところ(原価償却など)を黒塗りで隠して提出する、ということも有りかと思います。

 

この日の相談は1時間半ほどでした。
K弁護士の見解を聞いて、とても頭の整理になりました。

 

疑問点は解消できたので、次の調停も落ち着いて意見が言えそうです。
まずは、裁判所と妻側弁護士に、私の確定申告書を送付します。
もちろん、不動産の原価償却費などの項目は黒塗りにしておきました。

 

次の調停からは、
婚姻費用の議論が本格化するのでした。

 

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