離婚調停体験記

離婚調停体験記 第19話|第4回離婚調停

投稿日:2019年6月8日 更新日:

妻が出ていって6ヶ月

この日は、4回目の離婚調停でした。

私はサラリーマンです。
基本的に土日が休みです。
一方、離婚調停は月、水、金に行われます。
この日も、上司に無理を言って年休を取得しました。

 

第4回離婚調停の会話内容を公開

調停委員(女)
「今日は、裁判官からお話があるそうです。
以前にも登場いただいた部長裁判官です」

ヤマト
「わかりました」

ヤマトの心の中
(おそらく、投資用不動産の減価償却の資料を出すよう再度説得するつもりだな。
私は、資料を出さないことが目的ではない。
部長裁判官に『判例通りの結論でなければ東京高裁に抗告する』と印象付けるのが目的だ。
したがって、タイミングを見計らって資料は提出するつもりだ)

 

ここで、部長裁判官が登場。
少し怒っている様に見えます。
しかし、私も人生がかかっているのです。
小者だが魂も小さいとは思わないで下さい。

 

部長裁判官
「ヤマトさん。
不動産の減価償却の資料をなんとか出してもらえませんか」

ヤマト
「提出した判例は見ていただけましたか?
判例通りでは不動産所得は考慮しないため、資料は必要ないと考えています。
もし出すとしても、東京高裁で出します」

部長裁判官
「判例は見ました。
ただ、裁判官が審判なり判決なりを出すときは、収入額や事情など全てを正確に理解した上でなければ結論を出しません。
今回の場合、減価償却を考慮した不動産所得の数字が全く分からないまま、『エイヤッ』で結論を出すようなことはしません。

それに、裁判所から要求した場合、ほとんどの人は資料を出します。
どうしても出さないのであれば、『その様な人』と見なすことになるでしょう。

もう一度言います。
不動産の減価償却が分かる資料をお出ししていただけますか?」

 

私は思いました。
部長裁判官には私の意思が十分伝わっただろう。
あまり長引かすと、裁判官や調停委員を敵に回してしまう。

 

ヤマト
「わかりました。
数日以内に減価償却の資料を、裁判所と妻側弁護士へ送付します。
ただし、私の主張はあくまで給与収入のみを考慮すべきというものです。
これが認められない場合、東京高裁に抗告します

 

ここで部長裁判官は退室しました。

 

調停委員(男)
「さて、離婚についてはどうお考えですか?」

ヤマト
「私は、離婚の可能性も受け入れなければならないと考えています。
しかし、妻側弁護士が条件を提示してこないので考えようがないのです。
私としては『離婚するとしたらどういう条件か』という話し合いをしてもよいと考えています」

調停委員(女)
「なるほど。
わかりました。
おっと、今日はそろそろ時間なので、これで終わります」

調停委員(男)
「最後に、良いですか。
今日で4回目の調停ですが、不調になって裁判になるの可能性も出てきていますね。
ただ、これはあくまで個人的な感想ですが、ヤマトさんの場合は裁判になっても離婚は認められないと思います」

ヤマトの心の中
(!?
調停委員が、個人的な見解としつつも私の肩を持つ発言をしてくれている。
ただ単に、証拠などが無いと考えておられるのか。
それとも、私達夫婦はやり直せる可能性を感じておられるのだろうか)

ヤマト
「私は、離婚不可の判決もありがたいですが、妻が戻って来てくれることが一番うれしいです」

 

帰宅後、不動産の減価償却の資料を裁判所と妻側弁護士に送付しました。

 

そして改めて、婚姻費用がいくらになりそうかを整理してみました。

 

<<第18話へ   第20話へ>>

離婚調停体験記トップへ

 

-離婚調停体験記

Copyright© ヤマトの離婚調停体験記!調停の会話内容・弁護士相談・財産分与を完全公開! , 2020 All Rights Reserved.