離婚調停体験記

離婚調停体験記 第23話|一人暮らし用のマンションへの引っ越し

投稿日:2019年6月12日 更新日:

妻が出ていって8ヶ月

この時期、調停を進めると同時に、引っ越しの準備もしていました。

共同生活していたマンションは70平方メートルほどで、一人で住むには広すぎます。
単身者向けのマンションを探し始めていました。

 

久しぶりの一人暮らしが始まります。
部屋を探すのは楽しくてワクワクしていました。
結局、職場まで近い都内のワンルームマンションに引っ越すことにしました。

 

妻は最低限の荷物しか持って行っていないので、妻と娘の服が大量に残されております。
私個人の荷物の3~4倍はあります。

 

妻に荷物をどうすれば良いのか聞くため、妻側弁護士にメールしました。

 

世の中、出て行った妻の荷物を勝手に捨ててしまうという人も多いと思います。
しかし、例え争っていても人の荷物を勝手に捨てるのはいけません。

 

妻と娘の荷物が多いですが、妻の実家にはそれを置くスペースは十分にあります。
したがって、妻の実家に送るのが現実的な結論だと思っていました。

 

ヤマトから妻側弁護士へのメール

お世話になっております。

妻の荷物についてですが、冬も近くなり妻と娘の冬用の服などがあるのか気がかりです。
また、ベビーベッドや玩具や本など子育てに必要なものも私の手元にある状態にあり、妻が持っていたほうが子育てに有効に活用出来ると思います。
これらをどうするかについて、妻の判断を伺いたくメールしました。

基本的には妻の実家に着払いで送付しようと思います。
必要と思われるものをこちらで判断して送付します。
大きめのダンボール約15個+電子オルガンなど約5点です。

発送は〇月中を予定しています。

妻の実家(もしくはその他指定の場所)に送付して良いかどうかを返信ください。
もし返信無き場合は、全て必要無い(所有権の放棄)と認識し、こちらで処分します。
返信お待ちしております。

ヤマト

 

数日後、妻側弁護士からメールが届きました。

 

妻側弁護士からヤマトへのメール

ヤマト様

下記メールで照会いただいた点について奥様と協議いたしましたが、
奥様と娘様の荷物については、離婚に関する紛争が解決した時点で、その処理を決めるべきであると考えます。
現時点では、ベビーベッド、玩具、本について、必要かどうか判断できないため、奥様の実家に送付いただくことはお控え下さい。

また、奥様において、所有権を放棄する意思はありませんので、一方的に処分することのないようお願いいたします。

妻側弁護士

 

このメールを見た瞬間、目が点になりました。
どいうことでしょうか?

 

妻は荷物を受け取ることを拒否しました。
一方、所有権の放棄もしないというのです。
ということは、私が保管し続けなければならないのか?

 

訳が分かりません。

 

ダンボール15箱は大変な量です。
私が転居するたびに、これを持ち運べというのでしょうか?

 

妻の言い分が理解できなかったので、少し強めにメールを送り返しました。

 

ヤマトから妻側弁護士へのメール

お世話になっております。

共有の資産に関しては現時点でどうするか決められないのは確かです。
しかし、妻の所有物に関しては、妻の手元で所有する処分するかのどちらかはっきりさせて頂きたいと思います。
こちらとしましては共に生活をしていない以上、これ以上は私の手元で保管できません。

〇日までに妻の実家(もしくはその他指定の場所)に送付するか、処分するかどうかを返信ください。
もし上記2択以外の返答の場合は、12月上旬を目処に実家に送付します。
その際、受取りを拒否されても、私も再受取り意思はなく、そのまま自動的に業者による廃棄処分となります。

ヤマト

 

このメールでは、
『妻が受け取りを拒否すると、全ての荷物が処分されますよ』
という警告になっています。
少し強めな内容ですが、仕方ありません。
私も、ダンボール15個を保管し続けるのは勘弁です。

 

数日後、返信がありました。

 

妻側弁護士からヤマトへのメール

ヤマト様

下記メールでの荷物の処理についてご回答いたします。

そもそも、本件別居に至った際、奥様は十分な準備期間を置かずに自宅を出たため、荷物の要否について正確に選別し判断することは困難です。
それにもかかわらず、一方的に期限を定め、奥様の選択肢を荷物の送付処分という極端な二択に限定した上で判断を迫るという手法については承服しかねます。

そこで、現時点で判明している必要な荷物を以下に列記しますので、どうしても現時点で荷物を送付することを希望されるのであれば、この分に限って奥様のご実家にご送付下さい。
不要なものとして列記したものについては処分していただいて結構です。
ただし、以下に列記した荷物は、現時点で要否を選別できるものに限られますので、それ以外の荷物については廃棄等の処分は差し控えていただき、実家に一方的に送付することもお控え下さい。

【必要なもの】
奥様のコート類、奥様の書籍(教科書、料理、映画、芸術含む)、Wi-Fiルーター、ノートパソコン

【不要なもの】
娘様の衣服、ベビーベッド(マットレス含む)、電動揺り椅子、絵本、ウェディング関係一式、マタニティ用物品ダンボール

なお、上記のとおり、当方は現時点で荷物を一方的に送付されることを希望しておりませんので、それにもかかわらず貴殿の一存によりあくまでも実家に送付するということであれば、当方が送料を負担する理由はなく貴殿の費用負担でご送付下さい。

妻側弁護士

 

長い文章からヤマトへの恨み節が聞こえてきますが、
結局実家に送付することを選択したわけです。
最初からそう言って欲しいものです。

 

念のため、いつ荷物が到着するかを伝えておきました。
受け取れなくて戻って来てしまったら面倒なので。

 

ヤマトから妻側弁護士へのメール

お世話になっております。

妻の荷物ですが、〇日午後に妻の実家に、引越し業者により届けられます。

取り急ぎ用意した分で、大きめのダンボール約15個ほどです。
【不要なもの】と返答いただいたモノは処分しました。

もし、受け取りを拒否されましても、私も再受取り意思はなく、そのまま自動的に業者による廃棄処分となりますので悪しからず。
荷物の中身は、妻にとって重要と思われるもの・思い出のものなども多数含まれておりますので、受け取ることを強く推奨します。

 

ダンボールに詰めて送るので、受け取る前に中身が分かるはずがありません。
勝手に廃棄して後から文句を言われたら面倒なので、妻の所有物は全てダンボールに詰めて送ることにしました。

 

妻側弁護士とのメールで、『妻にとって重要と思われるもの・思い出のものなども多数含まれております』と書いておいたので受け取らざるを得ないはずです。

 

受け取り拒否されると面倒なので、送付料数万円は私が負担することにしました。
もし最終的に処分することになって後々文句を言われても、私は十分コミュニケーションを試みたのだから十分説明はできると思います。

 

数日後、妻と娘の荷物を運び出しました。

 

妻と娘の荷物が無くなった部屋は、
見るに耐えない寂しさを放っていました。

 

妻と娘の荷物の無くなった部屋

 


 

数日後、
都内のワンルームマンションで、
一人暮らしが始まりました。

 

JR新宿駅の外観

夜の新宿歌舞伎町

 

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