バツイチ男性のたわ言

友人の結婚式!この幸せは永遠か、それとも時限爆弾か!

投稿日:2019年8月17日 更新日:

2017年2月
バツイチ5ヶ月目

私は、後輩の結婚式に来ている。

 

新郎は会社の後輩だ。
入社してから特に仲が良く、よく遊んでいた。

 

独身時代、男同士で遊ぶときはハメを外していた。
私が結婚してからは、私の元妻も含めてホームパーティーなどをしたりした。

 

後輩である新婦は、いつにも増してカッコ良い。
元々イケメンだが、タキシードを着た姿は頼もしく見える。
今までいろんな面を見てきていたが、今まで見た中で一番輝いている。

 

新婦もキレイだった。
純白のドレスを着ていたが、性格が良い女性なのでいっそうキレイに見える。

 

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式は滞りなく進む。
笑いあり、感動あり。

 

これ以上の幸せがあるだろうか。

 

式は中盤。
新婦がお色直しのために席を外した。
そして、しばらくしてから部屋が暗くなった。

 

新郎新婦のムービーが流れ出す。
音楽と共に、映像が流れていく。

 

次々に映し出される写真の中に、私も映っている。
もっとかっこよく映っている写真を使って欲しいものである。

 

二人の馴れ初めのシーンが始まった時だった。

 

私の過去の記憶が蘇ってきた。

 

今からもう5年も前のこと。

 

私も、元妻と結婚式を行った。
家族や友人、会社関係の人などお世話になった人を呼んだ。

 

元妻主導だが、二人で結婚式の準備をした。
ドレスも見に行ったし、前撮りも行った。
もちろん、二人の馴れ初めのムービーも作った。

 

後輩のムービーを見ながら、自分の結婚式のムービーを重ね合わせていた。

 

ふとした事で出会い、
デートを繰り返し、
そして、付き合いに発展した。

 

デートや旅行で愛を育み、
一生共にする決意をしてプロポーズ。

 

あの時は、幸せだった。
幸せしかなかった。

 

あれほど友人達と遊ぶのが楽しかったが、結婚後は家に直帰していた。
家に帰って、元妻の作った料理を食べる。
テレビを見ながらも、その日あった話をする。
元妻の顔を見ると、自然と笑顔になれた。

 

元妻は、私に元気を与えてくれる源であった。

 

仕事で辛いことがあっても、頑張れた。
どれだけ上司に怒られても耐えられた。
だって、家に帰ったら妻に会えるのだから。

 

元妻は、辛い事があったら逃げ込める安全地帯でもあった。

 

最高に幸せだった。
どれだけ一緒にいても、その気持ちは変わらなかった。

 

だが、その幸せは永遠ではなかった。
幸せな結婚生活は、4年で終わりを迎えた。

 

5分ほどのムービーを見ながら、自らの結婚当初を思い出していた。

 

私と元妻のムービーも結婚式で流れた。
だが、それから4年後にはすべてが終わった…。

 

ムービーが終わると、お色直しした新郎新婦が登場した。
そして、新郎が新婦の手を引いて、各テーブルを挨拶して回った。

 

私は今、後輩の幸せを見ている。
だが、4年前は私は新郎の立場だった。

 

私もこうやって、皆の前で元妻との結婚を報告した。
元妻の手を引いて、各テーブルを回って写真を撮った。

 

だが、この世は無情だった。

 

それから、4年で私の幸せは終わってしまった。
永遠と思われたものが、永遠ではなかった。
起こり得ないと思っていたことが、起こってしまった。

 

私は、後輩の立派な姿を見ながら思った。

 

この幸せは永遠か!?
一生寄り添っていくことになるのか。

 

それとも、いつか終わりを迎えるのか!?
これは、終わりの始まりなのか。

 

いまは結婚式の真っ最中だ。
この光景を見て、『いつか終わる可能性もある』と考える人などいないだろう。

 

だが、私は知っている。
終わるときは終わるのだ。
私の場合がそうだったから。

 

そして終わるときは、お互いの気持ちが爆発する。
愛が大きい分、憎しみも大きくなる。
まるで、時限爆弾が爆発するように…。

 

だが、この新婚夫婦が、今後どうなるかは今は誰にも分からない。
これからの二人次第だ。
上手くいくか失敗するかは、神のみぞ知る。

 

だが、この二人には失敗してほしくない。
心から幸せでいて欲しいと思える。
親友には、私と同じ失敗をして欲しくない。

 

この二人の幸せは心から祈っている。
だが、できることは祈るだけか。
何か、具体的にできることは無いか。

 

そうだ。
後輩である新郎に、私の失敗談を伝えよう。

 

私の離婚に至った背景と状況、その時の私の取ってしまった行動。
私の失敗を話すことで、少なくとも親友は同じ失敗を回避できるだろう。

 

別居のきっかけが起こったのは、元妻が仕事と育児の両立でストレスが溜まっていた時だった。
元妻は、育児休暇が明けて仕事復帰すると、心に余裕が無くなっていた。

 

そして、毎日私に当たってきた。
だが、私は優しく受け止めずに反発してしまった。
そして言い争いになったことで、妻は家を出て行った。

 

産後クライシスというトラップにかかってしまった。
子供が生まれて1年後に起こる典型的な離婚のきっかけだ。

 

あの時私はどうすべきだったのか。
本当に元妻を大切に思うならば、どういう行動を取るべきだったのか。

 

私は、あの場面では言い返すべきではなかったのだ。
妻のストレスを受け止めるべきだったのだ。
全てを受け止めて、妻を抱きしめてあげれば良かったのだ!

 

人生はトラップの連続だ。

 

後輩は、今幸せの絶頂にいる。
幸せの正反対の話など、おそらく笑って聞き流すだろう。
決して真剣に取り合わないだろう。

 

だが、私の話は記憶のどこかに残るはず。
そして、私と同じ様な状況を感じると、私の言葉を思い出すはずだ。
そうすれば、少なくとも私と同じ失敗は防げる。

 

私が失敗談を話すことで、親友の幸せが続くならばいくらでも話そう。

 

後輩に同じ轍は踏ませたくない。
こんなに幸せな夫婦が破綻するのを見たくない。

 

親友は、これから家庭の長として生きていく。
夫婦間で様々なトラブルを抱えることがあるだろう。
子供が生まれると、幾多もの問題が舞い込むだろう。

 

人生には、様々なトラップが待ち構えているだろう。

 

私のアドバイスは、余計なお世話だと思われるかもしれない。
だが、あの様な辛い想いをするのは、私だけで十分だ。
私以外にあの想いはさせたくない。

 

今度ゆっくり後輩と話をしよう。
この夫婦の幸せが、永遠に続くために…。

 

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